スタッフの業務

パチンコ屋スタッフの業務 頭取りとは?役職者が見ないと意味無いのでは?

おはようございます、DCです。

パチンコ屋の店内で明らかにお客ではない人間が何やらクリップボードを持ち、メモを取っている光景を見た事があるのではないでしょうか?これは頭取りといって、ある店が近隣店の稼動状況の調査を行うためのものです。

今やユーザーでも事情を知っている人も多いかもしれませんね。店によっては統計などと言ったりもします。

今回はこの頭取りに関する小ネタと、現場スタッフが行う意味に関しての考察です。

頭取りのルール

この頭取りですが、守らなければいけないルールがあります。

守らなければいけないルールと言うと大げさなんですが、一般社会の常識から考えれば当たり前に尽くすべき礼儀とも言えます。

他店に稼動状況の調査に行くという事は、業務上のことです。つまり調査される店舗にとっては調査に来たスタッフはお客様ではない。という事になります。
調査させてもらっているという前提の下、その店のお客様の通行や遊技の妨げになったり、その店のスタッフの業務の妨げになったりしてはいけないんですね。

故にスタッフには調査を行いながらも、周りの状況には気を配り、その店舗のスタッフへの挨拶や会釈を欠かさず行うように指導をします。

調査する店舗の責任者がそういった部分に厳しい人間だと揉める事もあります。

これは昔の話ですが、会釈も挨拶もしない教育の行き届いていないスタッフが頭取りに訪れた際、上司が怒り、頭取りスタッフを捕まえてその店舗に苦情を入れるというような事も度々ありました。

まあどちらかと言うと私もこの辺りの礼儀にはうるさい人間なので、苦情を入れるまではしなくとも、訪れたスタッフに声をかけた事はあります。

この点に関しては業界歴が長い人程、厳しい傾向にあるというのは言えると思う。

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何を記入して何のために調査するのか?

調査と言っても一体何を見ているのでしょうか?

これは店舗によって様々です。パチンコ・スロット共にただ動いている台と人数を記入するだけの場合もあるでしょう。
島の見取り図を作成してチェックするような形にしたり。
理想で言えば知りたい事を誰にでも調査出来るようにするのが、業務としてあるべき形でしょう。

何のためかと言うと、近隣店の稼働状況というのはその地域の需要を現しています。
例えば調査店の稼動を見ることによってその地域のユーザーの需要を把握することが出来ます。いつも埋まっている台があれば自店にも入れることにより稼動するかもしれない。他店のラインナップに無い機械を入れた方が良いかもしれない。近隣のメイン機種の稼動を奪うには台数がもっと必要だ。などなど、稼働状況から得られる情報がある。

今後の機種編成や機械選定、営業方針など、近隣の競合の状況も踏まえて考えなければ効果的な戦略は見出せません。
そのための情報集めの一環と言えます。

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現場のスタッフが見てどうするのか?

私は元々、飲食業からこの業界に入りました。入って思ったのは、この業界は昔は閉鎖的で丼勘定なイメージが本当に強かった。目先の利益を追い求め、顧客と長い目での付き合いを大切にしないというイメージです。

その中の1つがこの頭取り。

よく言われる事ですが、情報というのはどんなものでも人によってその情報の価値は違います。
例えば、スロットやパチンコに興味の無い人にとってスロットやパチンコのどんな価値のある情報であっても、その情報の価値は薄い。
逆に興味のある人にとっては非常に有益な情報になり得ます。受け取る人により価値が変化するもの。

同じように情報を受け取る人間によって価値自体が違ってくる場合もあります。
今回の頭取りの件に関して言えば、ただ稼動状況を見るだけですが、そこに経験やノウハウを持つ人間が見ることにより、得られる情報の濃さに違いが出てくる。

せっかくなので、飲食業における例も挙げましょう。

完全マニュアル・システムであってもそうでなくても同じように言える事ですが、どちらかと言えば職人的な調理師が料理を作るお店に言える事です。

私が勤めていた店では、定期的に料理長自ら洗い場に立っていました。
何故?料理長自らが洗い場に立つのか?

その答えは、洗い場から読み取れる情報があるから。

洗い場というのは、聞くことの出来ないお客様の声が反映される場所です。
ある商品が残されて戻ってくる事が多い・ある商品のある部分だけが残されて戻ってくる事が多い。
この様な場合、その商品の味に問題があると考えてほぼ間違いない。
これを発見した場合、料理長は味を確かめます。
当然問題があれば改善に乗り出すし、そうでなければ食材やメニュー自体に問題がある可能性もあるので、今後の改善の参考にします。

例えばこの洗い場がアルバイトのスタッフだったり、洗い場スタッフだとしたら?
ここまで読み取り考える事は経験が長くなければしないでしょう。

パチンコ業においても同じ事が言えます。

客層も見る人間が見ればある程度判断出来る。同業なのか?プロ寄りなのか?一般的なユーザーなのか?その店の固定客なのか?一見なのか?
時間帯によっても変わるので見抜くには一定の経験が必要です。

異様に稼動しているコーナーがあればどこかに特別な販促があるかもしれない。指示を受けているだけのスタッフでは見つけることが出来ないかもしれない。

と、まあ見る人間により得られる情報も違ってくるという事。

そうなると稼動の調査という意味では、役職者以上が意識を持って行うべきだと私は考えたわけです。
決して現場のスタッフがどうこうではなく、識者が調査するべきものだという意見ですね。

これは業界に入った頃から思っていた事。入った当初、上に意見しましたが見事に聞き流された事がありました。
結局、上もその重要性に気付き重い腰を上げだしたのは危機感を覚えてからです。

今では業界内でも当たり前に行われていますが、当時は遊技人口も多く、殿様商売のような時代だったので、それでも、なんとかなっていたと言えます。

時代に適応して柔軟な姿勢を

ここ数年でも業界は昔に比べ時代に順応するべく大きな変化が起こっています。

昔は土日に出玉を出すためにイベントを打つなんてことはありませんでした。
月末の一般的な給料日以降に玉を出して見せるなんてそうありませんでした。
これらは昔の業界のセオリーとは真逆の事です。

時代に取り残されないように今までの常識を疑い、覆すくらいの柔軟さというのはいつでも持っておくべきだと、常々感じます。

業界を問わず意識しなければならない事だと思うし、時代に柔軟でなければ取り残されていくばかり。当然結果も付いてきませんし、今や老害なんて言葉まであるくらいです。
年を重ねていくと否が応でも凝り固まっていく部分があるので気を付けないといけませんねw

今回は以上です。
最後までお付き合いありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. TONEGAWA より:

    お疲れ様ですDCさん!
    本日の記事にありました、頭取りの件ですが…
    私も同感です。

    と言いますか…店長はその数値以外のマーケティングも必要であり状況把握と需要の確認などから戦略の策定であったり、営業に落とし込みを行うのが仕事だと思っています。

    しかしながら、私の法人では基本『店長はホール』でお客様の動向とニーズを掴むと言った昔ながらの気質が強く、最近は他店調査へ行くことも困難になりました(苦笑)

    頭取りにより投資ポイントを見つけるのが仕事でもあるというのに…それを業務から剥奪されるとは。。。
    私もDCさんのように会社へ意見しましたが、ものの見事にスルーされましたよ。

    • DC より:

      TONEGAWAさん、お疲れ様です!
      コメントありがとうございます。

      おそらく現状、人件費などの懐事情もあったり現場に出ることを強要されている店長さんは多い事だと思います。
      そこは私も必要な事だと思ってはいますが、重要な事はそれだけではないとも思っていますし、基本的に現場の管理は副店長~副主任に一任する形で良いのではないか?という考えです。
      他店調査は実際勤務外で行っているという方は多いと思います。

      現在の遊技人口が減少している中では、限られたパイの奪い合いの傾向も強いですし、トネガワさんの会社の考えのようにお客様動向とニーズを掴むのであれば、自店だけでなく他店の調査は間違いなく必要な事ですよね。
      調査するなら経営層や店舗管理により近い人間が見なければ効果が薄い、現場のスタッフが行うのは非効率的だと思います。

      会社に提案してもスルーされるのはサラリーマンのツライところですが・・・w
      この辺りの柔軟性はこれからの時代、というかいつの時代も変化を受け入れられる体質でないといけませんよね。
      トネガワさんが転職を決意するのも頷けますw

  2. TONEGAWA より:

    返信ありがとうございます。

    パチンコ業界は、新規則機への移行であったり大々的な改革が進んでおります。
    もちろん様々な計画を立てるにあたって『数字』は絶対的に必要なものでありそれが全てと言ったところもあります。
    しかしながら、数字とは結果であり結果論的な物です。
    私は、それ以上にその数字になった『過程』が大切だと考えております。

    その過程作くる上での一つとして、今回記事に合った「頭取り」などの顧客動向調査などがあるのに、自社はそれを店長業務として許容しません(苦笑)
    企業の財務状況を考えると、人員の補填で店長がホールに出る事も理解できるのですが…
    それでは、一時的な収益補填ができても根本的な業績改善にはなりません。
    結局は、稼働を伸ばし業績を上げない限り何も変わらないというのに…自社では、経費の削減とか収益補填の話しばかりです(苦笑)

    この先、改革が続くこの業界…
    DCさんの仰る通り、私も『多様性』が必要だと思います。
    是非とも、多様性であったり個人の意見を聞き入れてくれる会社に従事したいものですw

    • DC より:

      トネガワさんの熱いお気持ちが伝わってきます。
      結果を出さねばならないというのは当然ですが、過程が大切というのは私も同意見です。
      過程の検証無しにより良い結果は望めませんし、それをする事でもっと良い結果を出すことが出来るかもしれない。

      大手に見られる減収増益は今の業界の状態を表していると思います。
      結果だけ見れば成功かもしれませんが、未来投資の無いものに未来は無いので、現状は芳しく無いと思っています。
      収益補填は根本解決にはならないので、歯痒い思いです。

      私の勤める会社は小さい会社なのて、社内の風通しは良い方だと思っていますが……
      本来、中小零細の強みはそのフットワークの軽さであると考えているのですが、今まで多様性という意味で挙がる新しい試みに積極的にチャレンジしてきたかと言うと全然していません。
      経営層が保守的になるのはわかりますが、それでは現状から言えば下がっていくのは目に見えている事で……

      そういった意味で考えれば、下からの意見や主張をしても上にそれを受け入れる器と資本が無ければ、どうにもならない気はしていますw

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